一つ目は、心理学と自己認識のセクションです。
この中で述べられていた、捕らえ方のパターンを具体例で気付き、自分がどんなタイプなのか分析している所です。
しおれた花びらを見て落ち込んでいた・現在の出来事でつまずいているのに過去にさかのぼって生い立ちとの因果関係でごまかす・もうこの国ではやっていけない、
等、真理子さんは僕と考えることが全く同じでした。それを、ポジティブな方向へ変えられる、と言うことですよね?
世の中で実績を挙げている人は、努力していることに加え自分を知り上手に自己修正して成果を挙げている、とのフレーズどおり、
今の辛さから脱する為にも、人が社会的に成長する上でも、専門的な技術を磨くだけでなく、自分を知り修正することが大切であることが、良く理解できました。
自己修正する為には、どこをどのように修正しなければならないか知る必要がありますよね。
自分ではどうなのかを、ネガティブなパターンをうやむやな感情で終らせず、具体的に文章で書き留めているところです。
その作業の中で、今までにないくらい気持ちが楽になっています。目標である自己修正まで至っていないですが……。
兎に角、自分のことを真に知ることの大切さに気付かせてくれたことと、自分と似たようなタイプでも変わることができると知ることができました。
上手くやれそうな気がします。ありがとうございます。
二つ目は、認知症は鬱に似ている、と述べられている点です。
確かに、僕も最悪な時期には、おっしゃるような状況で正に認知症と言っても過言ではない感じでしたね。
僕の父が、アルツハイマー中期と診断されている認知症で、物忘れは激しく、日常生活に支障をきたすレベルです。
父の中で、物忘れが激しく適切な行動ができないと認知していながら、それを上手に表現できずにいたとしたら、父はとても辛い状況なのではないか、
と考えるようになりました。父の現在の状態を100%受け入れる為、父への接し方を変えていきたいです。
三つ目は、他人を幸せにする仕事 という考え方を言葉で聞いたことです。
今の自分、そして仕事は、真理子さんが言っていたように、苦しさ辛さの対価として給料をもらっている、としか考えられません。
この点で、自分の仕事の目的を見直して、自分の活躍の場を広げていくきっかけに繋げて行きたいです。
又、自分の子ども達への職業観を伝える上で、どうしようかと悩んでいたところなので、この考え方は大変参考になりました。
自分も真理子さんのようにこれを実感し、子ども達にしっかりと背中を見せたいなと思いました。
四つ目は、声が美しく言葉が明瞭でストレスなく頭に入ってくる点です。
正確な発音と遅めの速度で話されている気遣いがあるのでしょうね。ありがたいことです。
私は感音性難聴といって音がこもったり歪んだりして聞こえている為、単純に音を大きくしても聞き取れないことが度々あります。
したがって、テレビは音声を聞くのではなく字幕を読む事に徹しています。仕事での情報源は、生の会議や会話ではなく、電子メール・摘録・報告書が中心です。
そんな訳で、音声から学ぶことは十数年ぶりでしょうか。聞くことに目覚めさせてくれたような気がします。
数回聞いた後は、音楽のようなイメージで聴いていますよ。ありがとうございます。
これから、ご推薦の書籍や真理子さんの著書で、勉強していきたいです。
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